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あけはら眼科
敷地は南北に、中学校のグラウンドと緑豊かな公園に挟まれた好環境にある。
1階は眼科医院、2階?3階は院長家族の住居という構成である。
車路と駐車スペース(縦列型)は、敷地の東側に南北の道路をつなぐ形でとった。
構造は、将来的なサスティナビリティの観点から、内部空間にフレキシビリティを確保するため、二列の壁を中空スラブでつなぐ壁式構造とした。南側は医院の正面入口であり、上階の住居からの生活感を感じさせないファサードの見せ方と空調上の理由で、カーテンウォールを外装とする「バッファゾーン(緩衝空間)」を設けた。2重ガラスLOW-Eを使用し、熱負荷の軽減と飛散防止を兼ねて、熱線反射フィルムを貼った。医院と住居の動線は南北両方向の道路から、各々に設けた。東側の片持ち部分は、2階にカルチャールーム(図書コーナー、ギャラリー)が各居室を結び、3階は階段室、化粧室とした。医院としての外観は柔らかい色調が望まれた。南北面は落ち着いた「漆黒色」とする一方、東側は「桜色」とし、片持ち部分の視覚的な軽快感をもたせると共に、建築主である女医の眼科として利用者である児童・老人などへの優しい親近感のもてる色調とした。
1階は眼科医院、2階?3階は院長家族の住居という構成である。
車路と駐車スペース(縦列型)は、敷地の東側に南北の道路をつなぐ形でとった。
構造は、将来的なサスティナビリティの観点から、内部空間にフレキシビリティを確保するため、二列の壁を中空スラブでつなぐ壁式構造とした。南側は医院の正面入口であり、上階の住居からの生活感を感じさせないファサードの見せ方と空調上の理由で、カーテンウォールを外装とする「バッファゾーン(緩衝空間)」を設けた。2重ガラスLOW-Eを使用し、熱負荷の軽減と飛散防止を兼ねて、熱線反射フィルムを貼った。医院と住居の動線は南北両方向の道路から、各々に設けた。東側の片持ち部分は、2階にカルチャールーム(図書コーナー、ギャラリー)が各居室を結び、3階は階段室、化粧室とした。医院としての外観は柔らかい色調が望まれた。南北面は落ち着いた「漆黒色」とする一方、東側は「桜色」とし、片持ち部分の視覚的な軽快感をもたせると共に、建築主である女医の眼科として利用者である児童・老人などへの優しい親近感のもてる色調とした。
【建物名称】 | あけはら眼科 |
【所在地】 | 千葉県柏市 |
【竣 工】 | 2005年 |
【用 途】 | 医院兼住宅 |
【敷地面積】 | 213.18㎡ |
【延床面積】 | 312.38㎡ |
【構造・規模】 | RC造、地上3階・塔屋1階 |